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スプーンていしんとは

日本に古来よりある「小児しん(はり)」は刺さない鍼で、その原型は薬がない時代から庶民に受け継がれてきました。
そんなに古くなくても、おばあちゃんから「痛いの痛いの飛んでいけ~」と、痛いところをなでてもらったことのある方も多いのではないでしょうか。
東洋医学には「気」の概念があって、「気」は今でいうとその人が持つエネルギーとか、波動のようなものに当たります。「気」は流れとか、循環が重要とされます。
おばあちゃんの飛んでけも単なるおまじまいではなかったのですね。
スプーンていしんとは、ご家庭にあるスプーンを使い、お子様の肌をゆっくり優しくなでてあげることで、「気」を流し、お子様のエネルギーを高める手法です。
具体的には、疳の虫、夜泣き、アトピー、喘息、食欲不振などの諸症状の緩和や免疫力が高まり、風邪をひきにくくすることなどが期待されます。
親子スプーンていしん講座とは
0歳から小学生までのお子様と、そのご家族を対象に、ご家庭でのセルフケア方法である「スプーンていしん」をレクチャーするものです。
東京都鍼灸師協会の子育て応援事業として「コロコロはり教室」があります。
当院も「コロコロはり教室」に賛同し、その「スプーンていしん」技術を取り入れております。
当院で実際にお子様をみながら、東洋医学などさまざまな見地から「スプーンていしん」をお伝えいたします。お子様の丈夫な体づくりにお役立て下さい。

小児しんの代わりのスプーンを持ってご一緒に動かしていただきます。ご家庭からスプーンをお持ちいただいてもかまいません。
体の経絡やツボの説明を受けながら、お子様のからだで実践します。


東京都鍼灸師協会子育て応援事業より
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